京都で木の家の注文住宅を建てる近藤工務店。無垢の木を知り尽くした工務店です。

近藤工務店

無垢材・木材Q&A

  無垢材・木材Q&A

 

 無垢材の基礎知識

木を使った家に興味をもったら、まず知っておきたいのが無垢材の基礎知識。
無垢材ならではの特長・価格・手入れの仕方、そんな素朴な疑問に答えました。

 

木の家って何がいいの?
木造で家を建てるメリット
①コストが安い・・・一般的にはコンクリート造の家を建てるよりも安く済むが、選ぶ素材や広報によって金額は上下する。選ぶ素材の幅が広いので、高額なものと安価で良質なものを使い分ければコスト調整が可能に。
②設計の自由が高い・・・木は加工しやすい建築材料のひとつ。構造材や家具などさまざまな用途に使えるので、例えば床材と家具の両方に木を用いてトータルコーディネイトをしたり、オリジナルのデザインを採用して個性的な家にすることも可能。
③機能性に優れている・・・木は熱伝導率が低く、断熱性の高い素材。さらに軽くて扱いやすく、性質を活かして使えば非常に高い強度も発揮するため、構造材に最適。調湿作用や温かみもあり、内装材としても魅力的だ。
無垢材ってなに?
木材は加工の有無で無垢材と集成材に分かれる
①無垢材・・・一本の木から取れるつなぎ目のない木材のこと。木本来の質感や風合いが感じられ、環境問題への配慮からも注目されている。また、無垢材は葉が細くとがっている針葉樹と、扁平で大きな葉の広葉樹で特長が異なる。まっすぐに育つ針葉樹は柱や梁などの構造材、曲がっていて長い材は得にくいが硬い広葉樹は床などの内臓材に適している。
②集成材・・・複数の木を接着剤でつなげてつくる材。自由な寸法・形状のものが工場で生産されていて入手しやすく、寸法のバリエーションも豊富。
無垢材のメリット・デメリットは?
質感や性能が良い反面、上手に付き合う必要も
①メリット・・・床に使えば調湿作用で夏場も足裏がさらりと気持ち良く、冬場は断熱性を発揮して冷たさを感じない。壁や天井に使っても木の香りや質感を味わえ、経年による色の変化を楽しみながら一生付き合える。
②デメリット・・・反れる・割れる・隙間が生じるなどの可能性がある。板目か柾目か、樹種は何かによって性質が違うため、使い方には要注意。キズや汚れがつきやすく、定期的なメンテナンスも必要。
無垢材って高いのでは?
価値の幅が広いので部分使いでコスト調整も可
樹種によっり差があるが、価格の幅は非常に広い。年輪がわかる板目や節のある板は安価で、木目が並行な柾目(まさめ)は高額な傾向にある。反りや割れが少ない、水に強いなど、性質も樹種や製材の仕方で違うため、取入れ方を相談して下さい。例えば床などの広範囲には安価な樹種を、家具などの部分使いにはこだわりの樹種を選らぶなど、コストを調整しながら取り入れることもできる。
木材は傷がつきやすい?
傷・へこみはつきやすいが自分で修復も可能
大理石やコンクリートに比べると木は柔らかいので、傷がつきやすい。しかし無垢材の場合、浅い傷やへこみなら水拭きをしたり、スチームアイロンを当てたりすることで、ある程度復元できる。表面全体を研磨すれば、新品同様の美しさも再現可能だ。素材により硬度に違いがあるので、傷が気になる人は硬めの樹種を選ぶのもひとつの方法。経年による風合いの変化で、傷が目立たなくなるのも無垢材ならではの魅力だ。
メンテナンスは大変?
定期的にケアをすることでキズの予防にもなる
無塗装の無垢材は傷や汚れがつきやすいので、木材の保護や防水を目的に、塗装を施すのが一般的だ。塗料は主にウレタン系と、オイルやワックスなどの自然系に分かれる。前者は安価で長持ちするが、部分的な修復ができず、全面剥離して塗装するため、自分で行うのが難しい。後者はコストが高めでこまめな手入れも必要だが、自分で手軽に行える。木材本来の調湿作用や手触りを損なうこともない。
色があせっていくのでは?
樹種によってさまざま 色が深くなり味になる
主に紫外線が原因で、無垢材は経年とともに色が変化していく。程度や色は樹種によりさまざまだが、飴色に変化していくことが多い。素材を選ぶ際には、どの樹種がどのように変化しているのか、確認してみよう。
床暖房は無垢材でもつけられる?
不向きな樹種もある 対応可能な素材を選ぼう
無垢材は伸縮性のある素材。床暖房の熱で反りやすいので、木の雰囲気と床暖房のどちらも手に入れたいなら、床暖房対応の無垢材を選ぼう。そのほか、ベニヤ板の表面にのみ無垢材を張ったり、無垢材を使えるように低い温度で運転するシステムにしたり、床暖房に対応する方法はさまざま。いずれにしても、柔らかい針葉樹よりも硬めの広葉樹のほうが収縮しにくく、床暖房に適している。
木材の安全性は?
特徴は「軽くて強い」+「燃え進まない」こと
素材の強度を折れやすさで比べると、木よりも鉄のほうがはるかに高い。しかし構造材として比べるなら、家は自身の重さを支えなければならないので、素材の重さと強度のバランスによる「比強度」が重要だ。実はその比強度では、スギは鉄の2倍近い強さを誇る。また、木は燃えやすいイメージがあるかもしれないが、木材は着火と同時に断熱作用のある炭化層が形成されるという特徴をもっている。そのため厚みや太さがあれば燃え進みにくい性質も発揮されるので、家の素材として適している。