育成した木そのものを加工した木材です。
●無垢材(本物の木であること。ベニヤ板や合板の床板は含みません)には、基本的に塗装が必要です。
●無塗装が良いと言われる方がいますが、木は樹皮によって紫外線や外敵から守られています。それを無理やりに剥がして切って板にしています。更に樹液を抜いて乾かしています。
●塗装には、木に膜を張って保護するタイプの「ウレタン塗装」と木に浸透して保たせるタイプの「オイル塗装」とがあります。最近では両者とも油性ではなく、水性タイプの物も開発されています。仕上がり具合や質感も全く違います。好みや用途に合わせて選ぶと良いと思います。
無垢材を使ったフローリングは、木の本質の温もり・味わいを肌で感じることができます。 そして保湿効果などもあります。
また、目立つ汚れや傷などは表面のサンダーがけで補修ができます。
ただし、湿度の変化により多少膨張・収縮することがあります。
食べこぼしなどに注意したり、定期的なメンテナンスも大変だと感じる方もいるでしょう。
「木は切られた後も呼吸する」
もともと日本は高温多湿であり、住宅は結露やカビが発生しやすい状況にあります。 風通しが悪く、湿っているとカビやダニが発生しやすく、建物そのものの寿命も縮めてしまうことに。
「まめに換気」
これこそ、最大のメンテナンス方法なのかもしれません。
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