京都で木の家の注文住宅を建てる近藤工務店。無垢の木を知り尽くした工務店です。

京都で木の家の注文住宅を建てる近藤工務店

地震に強い家・弱い家

地震に強い家・弱い家

ー 地震に強い木 造住宅を建てるには ー

 

 地盤に関連 すること
 ■軟弱な地盤や液状化しやすい 地盤に建つ建物は
 地震の時、地盤は大きく揺れ、その上に建つ建物も大きく揺れます。 この様な地盤の 上に建つ木造建物の場合、普通の地盤の建物よりも壁量を増やし、耐力壁を多くしましょう。

 

 建物の形と重 さに関連すること
 ■ 建物の平面形はなるべく単 純で。例えば長方形のようなものがよい
   平面がL型やコ型などの建物や、凹凸が多い複雑な平面形の建物では、突出部分と 建物本体部分の剛性が異なります。 そのため、それぞれの部分が地震時にばらばらに揺れ動いて両者の境界部 分(入隅部)から壊れやすくなります。
 ■ 間取りで注意したいのは
   1階に12畳以上の大きな部屋や続き間をとると、柱や耐力壁の量が2階に比べて相 対的に少なくなり、耐震性が低くなります。吹き抜けなども、耐力壁が少なくなるため、耐震性が低下します。
 ■ 建物の重さを軽くするために
   屋根材を軽いものにして、建物重量を軽くすることで、建物への地震力を減らすことが できます。
   重いピアノや書棚などを2階におくと1階にかかる地震時の水平力が大きくなります2 階の床にのせる積載荷重が軽くなるような部屋の使い方・間取りにします。

 

  柱に関 連すること
  ■ 柱の位置は
 

 建物の外周および内部の要所でしかも各柱にかかる荷重がなるべく均等になるように配置します。

 2階以上の建物の隅柱またはこれに準じる柱は、原則として通し柱とするか、接合部を金物等で補 強して通し柱と同等以上の耐力がでるようにします。

  ■ 金物で補強する  
   柱に生じる引抜力に抵抗させるために、柱脚と土台とを金物で緊結することが重要で す。また、筋かいの端部に金物を用いて補強することによって引張り筋かいとして効果を発揮させることができます 。さらに、建物に作用する地震力によって上部軸組が基礎からずり落ちるのを防止すると共に、耐力壁によって生じ る引抜力を基礎に伝達するために、アンカーボルトを用いて土台と布基礎を緊結します。アンカーボルトは通常径 M12(マーク表示品又はこれと同等以上を用い、コンクリートへの埋め込み長さを25cm以上とします。

 

 耐力壁に関 連すること
 ■ 耐力壁(筋かい等)を入れる
   木造住宅では、建物に作用する水平方向からの力に抵抗させるために 、筋かいや面材を用いた耐力壁を設けます。 特に、1981年(昭和56年)以前の耐震基準に基づいて建てられた木 造住宅は筋かいの不足などが指摘されており注意が必要です。 (1981年(昭和56年)以降の新耐震設計基準によ る建物は、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)においても被害は少なかったとされています)
 ■ 耐力壁の量を多くする
 

 耐力壁として、筋かいや面材を用いた耐力壁を設け、建築基準法施行第46条に規定されている、必 要な量を絶対的に満たします。 ※一般的には建築基準法の必要量より20%以上割増することがベストといわれて います。

※必要量が満たされていない建物は建築基準法違反です。

 ■ 建物のずれ(偏心)を生じに くくする。偏心率を小さくする
 

 地震力は階の重心に作用すると考えて良いでしょう。このため、建築物は水平方向に変形するほか 剛心周りに回転します。重心と剛心との距離の大きい(偏心の大きい)建築物にあっては、部分的に過大な変形を 強いられる部材が生じます。それらの部材の損傷により、その階の耐力が低下し、地震エネルギーの集中をまねく こととなります。偏心率とは、重心と剛心のへだたりのねじり抵抗に対する割合として定義され、その数値の大きい 程、偏心の度合が大きくなります。言い換えると、偏心率の小さいほど耐力壁等の水平抵抗要素の平面的な偏り が少なく、地震に強いと言えます。

※2000年(平成12年)の建築基準法改正において、木造住宅においては『偏心率は0.3以下 であること』と規定されました。

2階が1階の上にのっている建物では、その重心(建物全体の重さの中心)と剛心(耐力壁の剛性の中 心)との間にずれ(偏心)を生じやすくなります。このような建物が地震力を受けると、建物にねじれが生じ、建物が 壊れるおそれがあります。このため、建物のずれ(偏心)を小さくしておきましょう。        

 ■ 耐力壁をバランスよく配置す る
 
 
 バランス
 

耐力壁は、はり間方向、及びけた行方向に作用する地震力に対してそれぞれ安全であるように配置し ます。 日本建築防災協会、日本建築士会連合会編「わが家の耐震診断と補強方法」では、下図のように区分して おり、上ほど耐震的であることを示しています。

※耐力壁の耐震性は、a)が高くb)c)d)e)と低くなる。

 

a)隅角すべてがL形壁

 建物の隅角すべてに、はり間、けた行の両方向に壁が直角(L形)にある場合です。

 

 b)隅角の一部が一方壁

建物の隅角のうち一部か又は全部が、はり間、けた行方向どちらか一方にしか壁がない場合です。

 

 C)一隅が両方とも開口

建物の隅角のうち一つでも、はり間、けた行両方向ともに壁 がないものがある場合です。

 

 d)一面が全開口

建物の四辺のうち一面だけに全く壁がない場合です。

 

 e)二面が全開口

建物の四辺のうち二面に全く壁のない場合です。

   方角による耐力壁をバランスよく配置しましょう。 たとえば、南面に おおきな開口を設ける場合、南面は北面に比べて耐力壁が少なくなり、耐力壁の配置が北側に偏ってしまいます。 この場合もずれが生じ、地震力をうけた場合壊れやすくなります。

 

 防腐・防蟻に 関連すること
 ■ 湿気や雨 漏り対策
   建物の腐朽には、水分が大きく関係するため、建物の北側や外壁部分の湿気や 雨漏り対策、台所や浴室といった水まわりの湿気対策として、耐朽性の高い材料や防腐措置、換気などを考慮しま す。
 ■ しろあり
   木材は蟻害を受けやすいため、蟻の種類に対応した木材や土壌の防蟻処理、 構造上の進入阻止を講じます。

 

 屋根・外壁の維持管理・取替え時期の目安
   窯業系サイディング

メリット

●防火性に優れる
●色・柄の種類が豊富
●乾式材のため施工期間が短い
●リフォームしやすい
●職人による仕上がりの差が少ない
●安価から高級感のあるものまで幅広い価格帯がそろっている

デメリット

●目地が目立つ
●安っぽい柄になりがち
●かさばる。部材:残材が多い
●数年後に塗装・シールの補修工事が必要

ポイント

●モルタルなどと比べ歴史が浅いため、施工方法が確立していなかった。通気層を設けることが必要
●商品の改廃が激しく、過度期にある

   金属サイディング

メリット

●シンプルモダンなデザイン
●縦張り時、目地が目立たない
●軽くて施工期間が短い
●リフォームしやすい

デメリット

●シンプルモダンになりすぎ、建物の形状を選ぶ
●窯業系サイディングと比べ、柄の種類が乏しい。厚み感がない
●かさばる。部材・残材が多い
●役物が多く、窯業系と比べるとトータルで高くなる

ポイント

●シンプルモダンな住宅によく合うが、逆に建物を選ぶ。その意味で難しさがある
●部材、役物が多いので、それぞれの使い方をよく把握しておく。キズやヘコミにも注意が必要

左官・塗装

メリット

●テクスチャーによって家に変化を与えやすい
●目地がない
●塗りから塗りはリフォームしやすい

デメリット

●天候に左右される
●職人による仕上がりの差が出やすい
●工法によりクラックを生じやすい
●汚れがつきやすい
●クラックを軽減する工法を採用すると、少し割高になる

ポイント

●仕上がりに本物感が出る。段取りや仕上がりイメージの打合せを、関係者が熱意を持って行うことが重要
●下地材によってある程度のクラック防止は可能。多少コストアップする

タイル・石・擬石   

メリット

●高級感・本物感がある
●メンテナンスフリー

デメリット

●価格が高い
●落下の心配がある
●重たいイメージ

ポイント

●接着剤の性能向上や新たな乾式工法の登場で、落下の心配は少なくなっている
●輸入住宅を希望する人に人気

 

 屋根・外壁の維持管理・取替え時期の目安
外    壁

モルタル壁

 

主な点検項目

◆汚れ、色あせ、色落ち、割れ、はがれ

点検時期の目安

◆2~3年ごと

取替えの目安

◆15~20年位で全面補修を検討

タイル張り壁

 

主な点検項目

◆汚れ、割れ、はがれ

点検時期の目安

◆2~3年ごと

取替えの目安

◆15~20年位で全面補修を検討

サイディング壁(窯業系)

 

主な点検項目

◆汚汚れ、色あせ、色落ち、割れ、 シーリングの劣化

点検時期の目安

◆3~4年ごと

取替えの目安

◆15~20年位で全面補修を検討

金属板
サイディング壁(金属系)

 

主な点検項目

◆汚れ、さび、変形、ゆるみ

点検時期の目安

◆2~3年ごと

取替えの目安

◆15~20年位で全面補修を検討
(3~5年ごとに塗り替え)

 屋    根

瓦葺き

 

主な点検項目

◆ずれ、割れ

点検時期の目安

◆5~6年ごと

取替えの目安

◆20~30年位で全面葺き替えを検討

屋根用化粧スレート葺き

 

主な点検項目

◆色あせ、色落ち、ずれ、割れ、さび

点検時期の目安

◆4~6年ごと

取替えの目安

◆15~30年位で全面葺き替えを検討

金属板葺き

 

主な点検項目

◆色あせ、色落ち、さび、浮き

点検時期の目安

◆2~3年ごと

取替えの目安

◆10~15年位で全面葺き替えを検討
(3~5年ごとに塗り替え)

 

 

  外壁の耐用年数一覧
 耐用年数 外壁種類
15年  カラー鉄板(厚1.0)
15年  エポキシ吹付けタイル
(コンクリート下地)
30年  下見板張り押縁
30年  竪羽目板張り
30年  モルタル塗り刷毛引き仕上げ
(厚25)
30年  モルタル塗り刷毛引き仕上げ
(厚30)
30年  モルタル塗り刷毛引き仕上げ
(厚35)
30年  モルタル塗りリシンかき落し
(白セメント)
30年  モルタル塗りリシンかき落し
30年  ダイヤリシン(厚25〈下地共〉)
30年  スタッコ(荒目仕上り厚6~8)
30年  アクリルリシン
30年  エポキシ吹付けタイル
(モルタル下地)
30年  押出成形セメント板
30年  スレート張り(小波 釘留め)
30年  スレート張り
(小波 フックボルト留め)
30年  珪酸カルシウム板
(厚6金属ジョイナータッピング
 ねじ留め)
30年  パーライト板(厚8釘留め)
40年  磁器質タイル(圧着工法)
40年  磁器質タイル
40年  アルミスパンドレル(厚1.0)
40年  フッ素樹脂スパンドレル(厚0.5)
40年  アルミパネル(厚1.0)
40年  サイディング
50年  ALC板
50年  ALC板パネル(厚125)
50年  木毛セメントパネルD(厚25)
60年  コンクリートブロック
(C種 厚100)
60年  花崗岩張り(湿式工法)
60年  花崗岩張り(乾式工法)
60年  鉄平石張り(方形張り)
60年  磁器質タイル(打込工法)
60年  ストレストパネル(厚0.8)
60年  ステンレススパンドレル(厚0.4)
60年  成形セメント板(厚60)
100年  コンクリート(打放し)

参考 

建築のライフサイクルエネルギー算出プ ログラムマニュアル

※ガルバリウム鋼板は、上記資料にない がフッ素樹脂鋼板とほぼ同等の耐用年数を持つと考えられる

屋根の耐用年数一覧  
耐用年数  屋根種類 
10年   塩化ビニール波板 
15年   カラー鉄板(平葺き)
15年   カラー鉄板(瓦棒葺き)
15年   カラー鉄板(折板屋根)
30年   フッ素樹脂鋼板(平葺き) 
30年   フッ素樹脂鋼板(瓦棒葺き)
30年   フッ素樹脂鋼板
30年   フッ素樹脂鋼板(折板屋根)
30年   カラーアルミ(平葺き)
30年   カラーアルミ(棒瓦葺き)
30年   カラーアルミ(折板屋根)
30年   コロニアル葺き
30年   コロニアル葺き(RC下地)
30年   アスファルトシングル葺き
30年   アスファルトシングル葺き< br /> (RC下地)
50年   カラー〈ターンコート〉
ステンレス板(平葺き)
50年   カラー〈ターンコート〉
ステンレス板(棒瓦葺き)
50年   カラー〈ターンコート〉
ステンレス板(折板屋根)
60年   銅板(平葺き)
60年   和瓦・洋瓦